手仕事でつくる職人のこだわり

和室の天井からつながった職人さんのこだわり、気遣いについて。名古屋の工務店で家を建てたお客様のお住まいにて、現場でそ~っと撮らせていただきました。この時は天井板の長さを一枚一枚切ってそろえているところです。すべて人の手で作られている家は、このように現場で長さを調整していきます。天井の板材は2mのものが運ばれます。一方、部屋の大きさ、梁の位置によって天井板の長さは変わってきますよね。職人さんは現場で長さを合わせていくのです。ここで、一つ、職人さんのこだわり気遣いポイントを発見いたしました。ここは和室の天井なのですが、天井板の必要な長さ、短い方でも2.7m必要です。よって、継ぎ目が必要となります。そこで!その継ぎ目の位置に注目です。この継ぎ目、実は柱の位置でそろえてあるんですよ。こうすることで、空間をよりスッキリと見せる効果にもつながっています。2mと73㎝で貼り合わせているのではなく、一つも二つも手間のかかる1.82mと91㎝で揃えているんです。あえて手間も時間もかかる作り方をしてくれているんですね。「すごいですね。ありがとうございます!」と言うと・・「後から自分も後悔するしね。」と笑いながら言ってくれました。この職人さんの手間や心遣いがあってこそ、良い家になっているんだ。と改めて思った瞬間でした。家を見る際には、是非こういった細かいところも見てみてくださいね。シンプルイズベスト。細部まで計算された仕上がりは必見です。国産材100%の無垢の木の家を体感してみてください。きっと何度も見たくなる家ですよ。